自家焙煎 ビッグ・チワワ・コーヒー Blog

2018/04/06 00:12

【グアテマラ】エスペランサ パカマラ - 中深煎り の紹介です。





グアテマラのウエウエテナンゴの奥地、オハ・ブランカの有名農園エスペランサ。



グアテマラのコーヒー豆の品評会「カップ・オブ・エクセレンス」(COE)で毎年のように優勝争いを演ずる農園のひとつです。



この農園が生み出す豆は非常に品質が高く、中でも2011年にCOEで2位に輝いたパカマラ種はエスペランサを象徴する品種と言えます。



パカマラ種は、ブルボン種の突然変異のパカス種と大粒のマラゴジッペ種による交配種です。


マラゴジッペ由来のとても大きな豆で、概して独特の甘い香りと酸味、上品な甘みとボディ感が特徴です。



パカマラ種は一本の木に成る実の数が少なく、他の品種に比べて一粒に集まる栄養が多いと考えられています。

従って生産量は少ないのですが、それだけに素晴らしい風味を持っています。

左がブルボン種。
右がパカマラ種。




このエスペランサのパカマラは、焙煎度合によって様々な表情を見せます。


どれも良さがあるので、正直どの焙煎度合で決めるか 温度1℃刻みのレベルでかなり悩みました。



結果的には、苦味をやや抑えつつも香り・甘み・コクを引き出したシティローストの一番早い段階のピンポイントのところで煎り止めしています。

手回し焙煎機で丁寧にふっくらと綺麗に焼き上げています。




甘い香り、柔らかな酸味、なめらかな口当たり、奥深いコクが特徴的です。


まろやかで優しい飲み口で、豊かなボディもあります。


落ち着いた味わいですが、奥行きのある複雑な香味を持っています。




焙煎したての頃は味がはっきりしない印象なのですが、慌てることなかれ、1週間後くらいに とても熟成された甘さが出てきます。

この頃が飲み頃と思います。



冷めてからは甘さが更に際立ちますので、抽出後少しぬるめにすると更にお楽しみ頂けると思います。



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◎焙煎度合: 中深煎り(シティロースト)

◇産地: ウエウエテナンゴ、オハブランカ

◇農園名: エスペランサ農園

○精選方法: ウォッシュド

○品種: パカマラ

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2018.8.11 終売しました。

ありがとうございました!

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毎日の生活にホッとする美味しい一杯を。

是非一度お試しください。


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