自家焙煎 ビッグ・チワワ・コーヒー Blog
2021/05/30 14:51
【タンザニア】キリマンジャロ モンデュール の紹介です。
中煎り中深煎りがあります。

タンザニアはこれまでブルンジに近いキゴマという地区の銘柄を使ってきましたが、今年はあいにくこの銘柄のニュークロップ(新豆)が商社で扱われないことになりました。
そこで、これまでの豆に近いスペックで通年扱えそうな別のタンザニアに変更することにしました。
今回のタンザニアは、ケニア側のキリマンジャロ山近くのアルーシャ近郊にあるモンデュール農園のスペシャルティーコーヒーです。
この辺りの豆は、タンザニアの中でも「キリマンジャロ」という呼称で長年親しまれています。


モンデュール農園は標高1700mと地理的に標高の高く寒暖差のある場所で、モンデュール山麓の腐葉土と地下水の恩恵を受けた土地環境にあります。
1931年にイタリア人により開拓された歴史ある農園で、1999年にはタンザニアコーヒー協会のコンクールで金賞を受賞しています。

品種はN39とKP423、精製はウォッシュドです。
生豆はとても綺麗で、収穫から精製までスペシャルティコーヒーとしての品質の高さが伺えます。

中煎り、中深煎りで、それぞれで個性的な風味を表現してみました。
中煎りでは、グレープフルーツのような酸味をやや残したバランス。
やや花のような香りも楽しめます。
やや軽めで爽やかです。
苦味はほぼ無く、やや軽めのボディがありますが、爽やかで飲みやすいです。
冷めるとよりグレープフルーツ的なジューシーな酸味感が増します。


中深煎りでは、軽い苦味の中に柑橘系の酸味が感じられます。
こくまろなコーヒーです。
柔らかい口当たり、まろやかでコクのある苦味に、ややボディがあります。
飲み込んでから爽やかな香りが広がります。
冷めてからは少し黒糖やビターキャラメルのような甘さも感じられます。


2種類ともキリマンジャロの爽やかな酸味がありますが、焙煎度合によって苦味の強弱が異なりますので、苦味と酸味のバランスの違いをお楽しみ頂けるかと思います。
是非お試しください。
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◇産地: アルーシャ近郊
◇標高: 1700m
○精選方法: フリーウォッシュド
○品種: N39、KP423
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●中煎り
100g https://bigchihuahua.theshop.jp/items/44912798
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毎日の生活にホッとする美味しい一杯を。
是非一度お試しください。